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安全距離計算例について |
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ライトカーテン使用時の安全距離
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| ライトカーテンを設置する際には、各国により定められる最小安全距離を遵守する必要があります。ここでは、ISO規格及びANSI規格により定められる安全距離の例をSL-Cシリーズ(キーエンス製)を使って紹介します。 |
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例1 EN999(ISO13855) |
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EN999-1999(ISO13855-2002)に基づく安全距離算出方法
(検出領域への垂直侵入の場合)
計算式 S=K×T+C......(A)
S:安全距離(mm)
K:検出領域への身体又は身体の一部の侵入速度(mm/秒)
T:全応答速度(秒) (T=t1+t2)
t1:SL-Cシリーズの最大応答速度(15ms)
| t2: |
防護装置からの信号を受けて機械が停止するまでにかかる最大停止時間(秒) |
C:SL-Cシリーズの最小検出体の直径から算出される追加距離(mm) |
最小検出体が40mm以下の場合の具体例 |
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EN999 (ISO13855)に規定されるパラメータから、K=2,000mm/s,C=8(d-14mm)
となり、(A)式を使用して算出します。 Cは、d:SL-Cシリーズの最小検出体の
直径(mm)により決定される数値となり、0以上の数値とします。
S=2,000mm/s×(t1+t2) +8(d−14mm).......(B)
t1=15ms, t2=50ms, d=25mmとすると、
S=2,000mm/s×(0.015s+0.05s) + 8(25mm−14mm)
=218mm |
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| ※ |
上記の(B)式で算出された安全距離は、100mm以上500mm以下でなければなりません。算出された安全距離が100mm未満の場合には、安全距離S=100mmとします。従って、上記の(B)式による安全距離は、S=218mmとなります。(EN999
6.1.1項及びISO13855 6.1.1項より)
一方、上記の(B)式で算出された安全距離が500mmを越えた場合、K=1,600mm/sとして、再度(A)式を使用して安全距離を計算します。 |
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S=1,600mm/s×(t1+t2)
+8(d−14mm).......(C)
t1=15ms, t2=300ms, d=25mmとすると、
S=1,600mm/s×(0.015s+0.3s) + 8(25mm−14mm)
=592mm |
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| ※ |
上記の(C)式で算出された安全距離は、500mm以上でなければなりません。算出された結果が500mm未満の場合には、安全距離S=500mmとします。従って、上記の(C)式による安全距離は、S-592mmとなります。(EN999
6.1.1項及びISO13855 6.1.1項より) |
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| ※ |
SL-Cシリーズを非工業用途で使用する場合には、(B)式にて算出された結果に75mmを加算した距離を最小安全距離とします。この場合、(C)式は使用できません。従って、SL-Cシリーズを非工業用途で使用した場合、S=218mm+75mm=293mmの安全距離が必要になります。 |
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最小検出体が40mmを越え、70mm以下の場合の具体例 |
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SL-C**Lを使用する場合、及びSL-C**Hとインテリジェント エクステンションユニット(SL-R12EX)の使用により、フローティングブランキング機能を有効にした場合、最小検出体が40mmを越えることになります。ここでは、SL-C**Lを使用した場合の例を紹介します。
EN999 (ISO13855)に規定されるパラメータから、 K=1,600mm/s,C=850mmとなり、(A)式を使用して算出します。 |
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S=1,600mm/s×(t1+t2) +850mm
t1=15ms, t2=50msとすると、
S=1,600mm/s×(0.015s+0.05s) + 850mm
=954mm |
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| 従って、この場合の安全距離は、S=954mmとなります。 |
例2 ANSI B11.19-2003 |
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ANSI B11.19-2003 に基づく安全距離算出方法
(検出領域への垂直侵入の場合)
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| 計算式:Ds=K×T + Dpf |
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| Ds: |
安全距離 (inch) 1inch=25.4mmで計算してください。 |
| K: |
身体又は身体の一部が危険区域又は危険源に接近する最大速度 |
| T: |
機械の危険な動作が停止する、あるいは機械の1サイクル中の危険なサイクルが完了するまでに要する全体の時間。この数値は機械の種類や使用している安全装置の種類により変動します。 |
| Dpf: |
SL-Cの最小検出体により変動する追加距離。
Dpf=3.4(S-0.275)inch. 下図参照。 |
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| ※Kとして使用することができる数値は、手の一定動作速度になります。(通常、人間が座っているときの手や腕の水平な動作として考えられています。)他の数値も使用されますが、一般的に1.6m/s(63inch/s)という数値が使用されます。手の一定動作速度というのは、身体の動作、つまり実際の侵入速度に影響がある動作を考慮しておりません。従って、安全装置の実際の使用方法により、上述の数値をも含めた最適な数値を考慮する必要があります。OSHA1910.217(c)では、K=63inch/s(=1,600mm/s)が推奨値として規定されています。 |
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| 詳細な規定、特に数値「T」に関する計算については、ANSI
B11.19-2003,付属書Dを参照してください。 |
例3 ANSI/RIA R15.06-1999 |
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ANSI/RIA R15.06-1999に基づく安全距離算出方法
(検出領域への垂直侵入の場合) |
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| 計算式 S=[K×(Ts + Tc + Tr)]+Dpf |
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| S: |
安全距離(mm) |
| K: |
検出領域への身体又は身体の一部の侵入速度(=63inch/s) |
| Ts: |
最終的に機械を停止する制御の際にかかる停止時間(秒) |
| Tc: |
機械の制御システムの最大応答速度(秒) |
| Tr: |
SL-Cシリーズ及びそのインターフェースにおける最大応答速度(秒) |
| Dpf: |
下図に示す侵入係数による追加距離(mm)。SL-Cシリーズの最小検出体により変動する。 |
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※ANSI/RIA R15.06-1999では、K=63inch/s(=1,600mm/s)が最小速度
として規定されています。 |
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