ライトカーテン
安全装置による安全対策とカテゴリーについて
機械のリスクアセスメント結果から、リスク低減のために安全対策を行ないます。対策には、安全な設計を行なうことでリスクを低減する方法と、安全装置による対策がありますが、設計によるものが優先されます。
安全装置による安全対策を行なうには、ISO13849-1(JIS B 9705-1)に定められた、以下のリスク査定フローチャートに基づき、危険度を決定します。次に危険度に応じた安全カテゴリーを求め、それに対応する安全対策機器や制御回路を用いて構成します。
安全装置による安全対策を行なうには、ISO13849-1(JIS B 9705-1)に定められた、以下のリスク査定フローチャートに基づき、危険度を決定します。次に危険度に応じた安全カテゴリーを求め、それに対応する安全対策機器や制御回路を用いて構成します。
| 記号 | 記号の内容 | ランク | ランクの内容 |
| S | ケガの度合 | S1 | 軽傷(打撲傷等) |
| S2 | 重傷(手足の切断、死亡等) | ||
| F | 危険にさらされる度合 | F1 | ほとんど無い |
| F2 | 頻繁から常時 | ||
| P | 危険を避けられる度合 | P1 | 可能 |
| P2 | 不可能 |
![]() |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
記号の解説
ランク分けの際、目安となる例を紹介します。
| S: | 休業が必要、もしくは応急処置で済まされない傷害はS2(重傷)とみなす。 |
| F: | 1日1回以上、危険源へ接近の必要性(正常運転時、保守、補給等)がある場合、F2(頻繁から常時)とみなす。 |
| P: | 危険物の接近速度が250mm/秒以上の場合、P2(不可能)とみなす。 |
- 参照規格 ANSI/RIA R15.06より
JIS B9705(2000)におけるカテゴリ要求事項
| カテゴリー | 要求事項の概要 | 制御システムの動作 | ||||||
| B | 制御システムや保護装置の安全関連部は、想定される外的影響に絶えられるよう、適切な規格にしたがって設計、構成、選定及び組立がなされること。 | 故障発生時、安全機能は失われる。 | ||||||
| 1 | カテゴリBの要件を満たすこと。 十分吟味された高い信頼性を示す部品を使用し、 安全原則※に従うこと。 |
故障発生時、安全機能は失われるが、 その発生確率はカテゴリBよりも低い。 |
||||||
| 2 | カテゴリBの要件を満たし、安全原則に従うこと。 安全機能が機械の制御システムにより適切な間隔にてチェックされること。 |
チェックの間隔で故障が発生した場合、 安全機能は失われる。 安全機能が失われていることがチェックによって 検出される。 |
||||||
| 3 |
|
単一故障が発生した場合でも安全機能は常に 維持される。 全ての故障が検出されるわけではない。 検出されなかった故障が蓄積した場合、 安全機能は失われる。 |
||||||
| 4 |
|
単一故障が発生した場合でも安全機能は常に 維持される。 安全機能が失われないよう、安全機能が 機能する前に故障が検出される。 |
||||||
- 安全原則とは、1.短絡保護にヒューズを使用する、2.部品寸法に余裕を持たせる、定格の低減を行なう、3.不具合時必ず回路オープンになるようにする、4.不具合を早期発見する、5.接地対策を行なう、等のことをいいます。




