| 図表-2を見ると「チクリとした痛みを感じる」レベルで帯電電位は3kVです。
暗闇で青白い光が見える状態だと、10kV以上になります。 静電気は、ふだんもさまざまな場面で発生していますが、1kV以下だとほとんど感じません。この1kVに満たないような静電気が、製造現場では問題になります。
作業者がまったく感じることがなくても、不良品や工程トラブルの誘因となっているから見逃せません。静電気が影響して起こる不具合は、パーツフィーダーの詰まり、検査機や測定器の誤作動、印字ミス、塗装ムラ、シートやガラス面・樹脂面へのホコリや切粉の付着、液晶基盤や電子部品の静電破壊…など、ここにあげきれないほど多種多様なカタチで現れます。 |
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| もし、製造現場で抱えている問題が、「なぜか冬になると頻度が増える」といったものであれば、まず静電気を疑ってみると意外に早く原因が見つかるかもしれません。 |
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| 図表-2 人体の帯電電位と電撃の強さ |
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人体の帯電
電位[kV] |
電撃の強さ |
| 1.0 |
まったく感じない |
| 2.0 |
指の外側に感じるが痛まない |
| 3.0 |
針で刺された感じを受け、 チクリと痛む |
| 5.0 |
手のひらから前腕まで痛む |
| 6.0 |
指が強く痛み、後腕が強く感じる |
| 7.0 |
指、手のひらに強い痛みとしびれを感じる |
| 8.0 |
手のひらから前腕まで、しびれた感じを受ける |
| 9.0 |
手首が強く痛み、手がしびれた感じを受ける |
| 10.0 |
手全体に痛みと電流が流れた感じを受ける |
| 11.0 |
指が強くしびれ、手全体に強い電撃を感じる |
| 12.0 |
手全体に強打された感じを受ける |
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| 「静電気安全指針」産業安全研究所編より抜粋 |
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