まるごと事典
3Dプリンタとは/どうやって造形するの/サポート材とは/使用用途
3Dプリンタとは
3DプリンタとはRP機の中でも、小型で安価な機器を指します。
3DプリンタにはFDM(熱溶解)方式、インクジェット方式粉末接着方式、面露光方式、シート積層方式など多数方式が存在していて、それぞれに特徴があります。
積層分解能、後処理の簡便性、造形エリア、樹脂の種類やコスト、造形モデルの強度、造形スピードに違いがあり使用用途に応じて、使い分けをするケースもあります。
3Dプリンタはどうやって造形するの
3Dプリンタの造形の流れは以下のようになります。
- 3D-CADで設計したデータを、STLデータで出力します。
- 専用ソフトにSTLデータを取り込み、3Dプリンタに転送します。
- 3DプリンタのZ分解能に合わせてスライス処理します。
- X-Y方向にヘッドが移動して、スライスデータの形状に樹脂を吐出します。
(造形モデル自体になる部分にはモデル材、空間部分になる部分にはサポート材を吐出します。) - 1層分の樹脂形成されると、Zステージが降下します。
- 3Dプリンタがこの(4)→(5)→(4)→(5)の動作を繰り返して造形作業が完成します。
- 最後にサポート材を除去して、造形モデルが完成します。
サポート材とは
3Dプリンタは、造形モデル自体の材料であるモデル材と、空間分を保持するサポート材の
2種類の樹脂で造形します。空間部分をサポート材で支えた上で、モデル材をかぶせて形状を作ります。
そのため、空間部分のサポート材を除去することで、造形モデルが完成します。
3Dプリンタで、より詳細な評価をするためには、ボスやリブなどの微細部分や薄肉部の
造形モデルを破損させることなく、確実にサポート除去する必要があります。
3Dプリンタ造形モデルの使用用途
| デザイン確認 | ![]() |
複数のデザイン案を実際に造形して手に取って確認できます。新たなアイデアもすぐに形にして検討できます。 |
| 組み付け確認 | ![]() |
3D-CAD上では確認できないハーネスなどを、実際に組み付けて評価できます。不安な点を造形して検証できます。 |
| 機能確認 | ![]() |
パッキンのシール性確認や、フィルターに水を流しての評価など、機能的な評価にもお使いいただけます。 |
| プレゼン | ![]() |
造形したモデルに、塗装や蒸着処理をして、実際の製品に近づけることもできます。プレゼンなどにお使いいただけます。 |







