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まるごとわかる 電子計測器/レコーダ

電子計測器/レコーダとは

精度良く計測をするには

電子計測器を精度良くご利用いただくために、以下の点にご注意ください。

正しく入力方式を選択する

電圧信号の入力には、シングルエンド入力と差動入力の2つの方式があります。各方式は、それぞれ長所・短所がありますので、状況により使い分けてください。
シングルエンド入力
長所: 差動入力に比べチャンネル数を多くしやすい。
短所: 信号源と計測器のグランド間の電位差や、ノイズの影響を比較的受けやすい。
「正しく入力方式を選択する」の説明画像
差動入力
長所: 信号源と計測器のグランド間の電位差や、ノイズの影響を受けにくい。
短所: 測定チャンネル数がシングルエンド時の半分になる。
「正しく入力方式を選択する」の説明画像

正しく配線する

アナログ電圧/アナログ電流入力の場合
  • 通常のアナログ電圧信号の配線はツイストペア線かシールド線を使用してください。
  • 電圧入力は配線長10m以下を目安とし、配線抵抗は2KΩ以下になるように調整してください。
  • 数MHz以上の高い周波数信号を計測される場合は、標準のプローブ長から延長はできません。
熱電対入力の場合
  • 熱電対の延長は補償導線をご使用ください。
  • 熱電対の抵抗は2kΩ以下になるように調整してください。特に細い熱電対をお使いの場合は抵抗値が大きくなるのでご注意ください。
  • コネクタ接続、端子台接続をされる場合は、必ず使用する熱電対にあった熱電対用コネクタや端子台をご使用ください。
  • 1本の熱電対から複数の測定器に入力するとデータがばらつく場合があります。このような接続でデータを収集するときには、必ず動作確認の上ご使用ください。
測温抵抗体
  • 測温抵抗体の延長は3本とも同じケーブルを用いて、長さは等しくしてください。
  • 配線抵抗は1線10Ω以下になるように調整してください。
  • 1本の測温抵抗体から複数の測定器に入力することはできません。必ず1入力につき1本の測温抵抗体をご用意ください。
  • 一般的に、3線式に対応した電子計測器に4線式・2線式の測温抵抗体を接続することもできますが、仕様を満たしませんのでご注意ください。
ひずみゲージ
  • 配線は必ず固定してください。
  • 測定ノイズが気になる場合は計測器のF.G. 端子を接地して使用してください。
  • 配線長が長い場合は、使用されるケーブルでの補正係数を求め計測データに演算してください。
  • オートバランスは、測定に使用するものと同じ配線・コネクタを配線した状態で行なってください。

周囲温度の影響を考慮する

計測ユニットの周囲温度が急激に変化すると、本体ユニットの温度が安定するまで、測定確度を満たせません。
設置する場所は、温度変化が発生しないように注意してください。計測器保管場所と使用箇所に温度差がある場合は、仕様表に規定される時間以上、使用箇所の温度になじませるウォームアップを行なってください。また、ウォームアップを行なうと内部回路の発熱により内部回路が一定温度になり、初期ドリフトが発生しません。

定期的に校正する

測定確度確認のため、年一回の校正をお勧めします。

電子計測器/レコーダの代表例のご紹介
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