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まるごとわかる 画像センサ/画像処理装置

照明テクニック

照度について

画像処理を安定させるための重要なポイントの一つに照明の照度があります。照度を決める要因としては、レンズの絞り、対象物との距離、シャッター速度(ライン速度)などが挙げられます。
「レンズの絞り」の説明画像
レンズの絞り
絞りはレンズ側でカメラに入る画像の明るさを調整するもので、例えば画像が暗い時に絞りを開ければ明るい画像が得られます。しかし、絞りを開けすぎるとレンズの一般的な特性上ピントが甘くなる。すなわちシャープな画像が得にくくなることも知っておかなければなりません。画像が暗い場所には、絞りを絞った状態で照明を明るくすることも重要です。
「対象物との距離」の説明画像
対象物との距離
対象物とカメラの距離、ワークディスタンス(WD)は照明の明るさを決定する上で重要です。一般に光源との距離が2倍離れると明るさは1/4になり、さらに光軸の広がりが大きい程、対象物表面を照らす光の強さは弱くなることになります。広い視野が必要で距離を離す場合には、明るい照明や複数の照明を使用する必要があります。
「シャッター速度」の説明画像
シャッター速度
対象物が高速で移動する場合、画像がぼやけないようにカメラのシャッター速度を上げる必要があります。しかし、これを行なうとカメラのCCDに電荷を蓄える時間が短くなるので、十分に明るい照明でなければ画像が暗くなってしまいます。机上テスト時などもシャッター速度を上げて必要な明るさを確認することが重要です。

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