圧力センサ
ゲージ圧力と絶対圧力/アナログモニタ出力に関して/
圧力センサ関連用語/圧力換算表
ゲージ圧力と絶対圧力
ゲージ圧
大気圧をゼロとして圧力を表す方法です。
大気圧より高い圧力を正圧、低い圧力を負圧といいます。
大気圧より高い圧力を正圧、低い圧力を負圧といいます。
絶対圧
絶対真空をゼロとして圧力を表す方法です。
一般的に用いられているのはゲージ圧です。絶対圧は科学計算などで用いられる方法で、単位の後ろに“abs”(例えばmmHg abs)と書いて、ゲージ圧と区別します。
- 大気圧は、天候、土地の高度等により変動しますから、大気圧をゼロとしたゲージ圧力計の場合、絶対真空でも-101.3kPaを示さないことがあります。
アナログモニタ出力に関して
直線性
圧力センサのアナログ出力電圧は圧力に対して比例の関係にあり、ほぼ直線的です。しかし理想直線に対して、わずかなズレがあり、このズレが理想直線に対してどの程度の範囲にあるかを±1% of F.S.などと表示します。この誤差と測定範囲との割合のことを直線性といいます。
AP-V80シリーズ(参考:キーエンス製)
AP-V80シリーズのアナログモニタ出力は4-20mAの出力で、詳細は下記のようになります。
| 4mA ~ 20mA | |
| AP-10S | 100kPa ~ -100kPa |
| AP-11S | 大気圧 ~ -100kPa |
| AP-12S | 大気圧 ~ 100kPa |
| AP-13S | 大気圧 ~ 1MPa |
| AP-14S | 大気圧 ~ 10MPa |
| AP-15S | 大気圧 ~ 20MPa |
| AP-16S | 大気圧 ~ 50MPa |
大気圧補正はアナログ出力に反映されません。
- 差圧アンプ(AP-V82/V87)使用時は、高速アナログ出力を選択すると、
上記の表と同様に現在の圧力値(H)が4〜20mAで出力されます。
圧力センサ関連用語
耐圧力
圧力センサに加えることのできる最大の圧力値を示します。この値を越える圧力が加わりますと、感圧素子の再現性がなくなったり、素子の破損につながります。表示分解能
デジタル表示の最小単位です。例えばキーエンス製AP-31Aの場合、表示分解能は0.1kPaです。表示は、…-10.0→-10.1→-10.2…というように変化します。
繰り返し精度
一定条件のもとで、圧力を繰り返し加えたときの検出点の誤差を示します。応答性
圧力が加ってから、出力信号が出るまでの遅れ時間を示します。温度特性
使用周囲温度範囲内での検出点の変動を表します。非腐食性ガス
空気中に含まれる物質(ちっ素ガス・二酸化炭素ガスなど)と、不活性ガス(アルゴンガス・ネオンガスなど)などが非腐食性ガスです。キーエンス製APシリーズでは酸素ガス・水素ガスは引火する危険性がありますので使用できません。また、ヘリウムガスは分子構造が非常に小さく、リークしやすいためAPシリーズは使用できません。圧力換算表
| mmHg | mmH2O | kgf/cm2 | atm | bar | psi | Pa | |
| 1mmHg | 1 | 13.60 | 1.360×10-3 | 1.316×10-3 | 1.333×10-3 | 1.933×10-2 | 133.3 |
| 1mmH2O | 7.356×10-2 | 1 | 1×10-4 | 0.968×10-4 | 0.981×10-4 | 1.422×10-3 | 9.8067 |
| kgf/cm2 | 735.6 | 10000 | 1 | 0.968 | 0.981 | 14.22 | 98067 |
| 1atm | 760 | 10332 | 1.033 | 1 | 1.013 | 14.71 | 101325 |
| 1bar | 750.1 | 10197 | 1.020 | 0.987 | 1 | 14.50 | 100000 |
| 1psi | 51.72 | 703.1 | 0.070 | 0.068 | 0.069 | 1 | 6895 |
| 1Pa | 7.501×10-3 | 0.102 | 1.020×10-5 | 9.869×10-6 | 1×10-5 | 1.45×10-4 | 1 |
【参考】
Torr(トール)……絶対真空に近い絶対圧の単位
| (例) | 1Torr=1mmHg abs 10-3Torr=0.001mmHg abs mmHg absは項目“ゲージ圧力と絶対圧力”を参照願います。 |



